試作用(小ロッド)砂型鋳造
NERC-LAFでは、自ら開発した新合金や従来合金を小ロッドの試作により実用の可能性を探って頂くため、小ロッド試作のニーズにお応えいたします。
特に、3Dプリンター方式による「砂型」での小・中ロッドを可能としました。
対応材料:チタン合金・アルミ合金各種・マグネシウム合金各種
★受注数量:1個~5個
①製造方法1「マシニングセンタによる加工」
受注形態:現物、3Dキャド図
※連鋳又は鋳造ブロックからの機械加工による削り出し、鋳巣の無いブロック状の塊からマシニングセンターで削り出しにより製作いたします。
★受注数量:2個以上~100個 【コーティング移植法の解説ページへ】
①現物モデル使用時【 客先様からの現物提供 】
※ 現物 ⇒ 成形用砂型 ⇒ 鋳造(差圧・低圧・重力) ⇒ 型ばらし、取出し ⇒ 湯口カット、トリミング ⇒ 完成・納品
②砂型3D造形機使用時【 3Dによる直接砂型造形 】
※ 3D砂型造形 ⇒ 鋳造(差圧・低圧・重力) ⇒ 型ばらし、取出し ⇒ 湯口カット、トリミング ⇒ 機械加工 ⇒ 完成・納品
③マスターモデル製作による砂型鋳造【 ゴム or ろう などによるマスターモデル】
※ マスターモデル製作 ⇒ コーティング移植法(次頁参照) ⇒ 砂型 ⇒ 鋳造(差圧・低圧・重力) ⇒ 型ばらし、取出し ⇒ 湯口カット、トリミング ⇒ 完成品・納品
☆コーティング移植法を実施した場合、従来の砂型では実現できなかった高精度で平滑な鋳肌面を実現可能です。(次頁参照)
注:二次加工の指示がある場合には、鋳物完成後更に二次加工を実施致します。
砂型鋳造のメリット
①鋳砂に形状を転写した後に長時間の乾燥工程がありませんので、納品までの時間が大変短くなるばかりでなく、型そのものの乾燥による収縮などが発生しません ので、仕上がり寸法が精度よく成形可能です。
②型に要するコストは最安。
③抜け勾配を必要としませんので、設計自由度が大変高くなります。
☆砂で構成された鋳型は金属で構成された鋳型と比較し大変低コストが実現可能ですが、強度を要求する場合に金型と違い急冷凝固が出来ないデメリットがあります。
NERC-LAFが開発した新マグネシウム合金は、冷却スピードを問わず強度を保持するなど様々な特徴を有しますので、合金選定からご相談ください。
★LAF-JPへの「試作鋳造」製作依頼メリット
④NERC-LAFが開発した「コーティング移植法」により、金型成形品と同様な鋳肌面の確保が可能です。
⑤中子に「コーティング移植法」を用いた場合、機械加工できない部位も平滑な鋳肌面を確保することが可能です。
⑥量産向け設計データをそのままお預かりさせて頂ければ、対応可能です。新たに試作用設計の必要はありません。
⑦合金メーカでもある私共は、汎用合金から新合金まで、お客様ニーズをお伺いしニーズを満たす合金種を選定・ご提案させて頂く事が可能です。
⑧量産工場を系列に持つLAF-JPならでは、少量試作からダイカストによる量産まで一貫したフォローが可能です。
⑨Mg合金製品には欠く事の出来ない化成処理技術も、NERC-LAFの研究開発対象です。
素材から成形・化成処理までマグネシウム合金の事なら、どんな事でもご相談ください。